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2021年05月22日

再度「1812年」

今日の午前中に、那覇市歴史博物館の企画展に出かけました。
昨日から、那覇市制100周年記念企画展「那覇誕生祭」が始まっているからです。

そこで思いがけず、「那覇市主要通り商店案内」という国際通りの紹介が壁に貼ってあるのを見つけました。「国際通り掲載ページ合成」と書かれており、歴史博物館スタッフが合成したものかもしれません。

とにかく、オババが食いついたのは言うまでもないことで、「大越百貨店」から安里向きに、国際通りの北側部分の2ブロックを急いで書き写しました。(大越百貨店は1957年開業、1970年に沖縄三越と改称)

私の記憶では、「1812年」という喫茶店は沖縄三越の並び、すなわち国際通りの北側でした。階段を下りて地下にあった気がします。姉の友人も同じ意見でした。

案内図は「1955年」のと「1963年」のと二つあって、急いで写した汚いメモを清書したのがこの図です。

再度「1812年」

ご覧のように、「1812年」の文字は見当たりません。私は、「1812年」はビルの中にある喫茶店だから、ビル名やメインの商店名しか書かれていないのだと考えました。

一方、地下ではなく「階段を上って2階にあった」という人もいます。その方の記憶は国際通りから南側へ路地を少し入った場所です。

どうやらやっぱり本店と新店舗と二軒あったと考える方が妥当な気がしてきました。
だいぶ材料が揃ってきましたが、もう少し調査を続けます。
図の中にある「文教図書」に勤めておられた方を思い出し、しかもその方は大のクラシック音楽ファンですから、いつか機会を見つけて尋ねてみたいと思います。

なお、この図にある「高良楽器店」は、今は南側にあります。移転したのか、あるいは両サイドにあったのかもしれませんね。



追記:誤記の訂正
タイトルには「1812年」と書いているのに、なぜか本文中に「1982年」と書いてしまっていたのを後に気づいたため、1812年に訂正しました。


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Posted by 南ふう at 20:25│Comments(2)歴史地域
この記事へのコメント
こんばんは。
突然のコメント失礼いたします。
たまたま1812年について検索していたらこちらに行き着きました。
母が昔1812年でアルバイトをしていました。
私が子供の頃によくお店の話をしてくれたのを覚えています。
もしよろしければ、何かお力になれればと思いコメントさせていただきました。
母も喜んで話してくれると思います。

追伸
かなりユニークなお店だったはずなのにネット上にもほとんど情報がのこっておらず、母が働いていたお店がどんなお店だったのか私も気になっておりました。
実際に知っている方がいらっしゃって大変うれしいです。
Posted by 通りすがり at 2023年01月31日 19:32
通りすがりさま

ありがとうございます。(本文中に1812年と書くべきところ、1982年と書いてしまっていたのを今気づいて直しました、すみません)
ほんとに趣のある喫茶店でした。お母さまが働いていらしたんですね。
じつはあの後、いろいろな情報を集め、拙著『ファイナルジェネレーション』の中にも書き、去年(2022年)1月に出版いたしました。琉球新報STOREでご購入になれます。
https://store.ryukyushimpo.jp/product_list/ca5/
(もちろん書店で注文取り寄せもできます)
宣伝みたいでごめんなさい。
結局、
https://minamihoo.ti-da.net/e11947676.html
に書いたように、★印の場所が有力でしたが、依然として国際通りの北側にあった、という方もいらっしゃるので、本館と別館みたいな感じで2店あったのかな、と考えています。

通りすがりさまの情報もくだされば、またこのblogでも追記で書かせていただきたいです。よろしくお願いします。
Posted by 南ふう南ふう at 2023年01月31日 21:59
 
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