大宜味村にて
昨日は沖縄北部の久志を歩きましたが、その帰りに寄りたい場所がありました。
久志のある東海岸から西海岸へ抜け、さらに北上して大宜味村へ。
オクラレルカがそろそろ見頃だと思ったからです。
6分か7分咲きといったところでしょうか。でも中には萎んでしまった花もあったので、まずまずの見頃だったかもしれません。
その帰途に大宜味村役場に寄り道。
仕事で市町村役場を回っていた2000年代の初期、この旧庁舎を知り、それから何回か訪れました。
今年は1925年(大正14年)建造からちょうど百年。
沖縄タイムスWebマガジンの記事(2017年)から少し抜粋します。
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大宜味村役場旧庁舎の外観は、西洋の教会を思わせるようなデザイン。ヨーロッパの絵はがきを参考に、清村勉氏が設計した。1925年完成。本土復帰の72年まで役場として使用。その後、教育委員会の事務所や村史編さん室等を経て、現在でも臨時会場などとして使用される。97年県文化財指定、2017年国重要文化財指定。県内の鉄筋コンクリート造建築の普及発展を知る上で貴重な建物となっている。通常、内部の一般公開は行っていないが外観は見ることができる。
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その背後に建っている現在の大宜味村役場のデザインは、旧庁舎のモチーフを廊下の外側に活かしているようで、嬉しいです。
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