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2011年03月20日

「童話大賞の世界」

3月20日、沖縄市くすぬち平和会館で、「RBC人気アナウンサーできく…第19回 ふくふく童話大賞作品朗読会」が行われました。

はじめに東日本大震災で亡くなられた方々に、黙祷が捧げられました。

主催者あいさつに続き、しもぢせつこさんの「スコール」を片野達朗アナウンサーが、具志堅都さんの「お母さんの家事放棄宣言」を大城蘭アナウンサーが朗読。
アトラクションは、真栄城栄子さんの紙芝居「りゅう と にわとり」。

「童話大賞の世界」

最後に私の「クモッチの巣」は、狩俣倫太郎アナウンサーが朗読してくれました。
文面で読むよりはるかに心を打つ朗読で、私も感動しました。
小さな子供たちが倫太郎さんの足元に集って、食い入るように、静かに聞き入っていたのが印象的です。

県内の図書館に配布する小冊子(非売品)もいただきました。
イラストは公募で選ばれた「ウエハラ トモナオ」さん。
実際に言葉を交わす機会に恵まれたので、「グロテスクなクモを、かわいらしい姿に描いてくださってありがとう」とお礼を言いました。パステル調でカラフルな、素適なイラストです。

「童話大賞の世界」

さて、このようにブログで徐々に自分のことを書き始めますが、震災のことを忘れているわけではありません。

阪神大震災のときも、全国メディアが徐々に別の話題に移る中(実際その年の3月にオウム真理教のサリン事件が起こり、報道は一斉にそちらに移行しました)、地元メディアはずっと震災のその後を追い続けました。
私も、心は被災者の悲しみと共にありたいと思っています。

今回は地震・津波・原発事故、そしてその後は放射能汚染やあるいは風評被害に苦しむ被災者のことは、ずっと心に留めていきます。
そして原子力発電反対の思いも。
これは彼らだけではなく、日本国民全体の問題だと思うから。


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Posted by 南ふう at 16:56│Comments(2)もの書き活動
この記事へのコメント
クモッチ、目がくりくりの
かわいらしいイラストがついて、
すてきな絵本に仕上がりましたね〜。

私はハエトリグモがとても好きで、
親しみを込めて、いつも"サブちゃん"と
呼んでいます♪

真ん中のふたつは、鼻の穴ではなく、
目なんですけどね(^_^;)

クモッチの絵本は発売されるのでしょうか?
ラジオで聴く曲が、CDより新鮮に感じられるように、
朗読で自分の作品が読まれるなんて、
なんだか、鳥肌ものですね☆

これからも、楽しいストーリーを
たくさん生み出してくださいね(^_^)
Posted by inafuu at 2011年03月26日 02:33
ハエトリグモとはまたマニアックな。しかもサブちゃん!
名前を付けると「他人とは思えなくなる」から不思議ですよね。

絵本は県内図書館に配布されるだけなので、受賞後担当者に「20回が終わったら、大賞20作品を一冊にまとめて、販売されたらどうですか?」と提案はしてます。

民間を見習って、いい意味で少しは商売っ気を出した方がいいですよね。資金造成にもなりますし。
Posted by 南ふう at 2011年03月26日 09:04
 
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