2024年03月02日
首里城正殿を間近で見学
正殿再建をされている宮大工の方とお知り合いになり、見学会に誘っていただきました。
工事関係者の身内とか関係者とかの枠に入れてもらって、一般の観光客では入れない素屋根の中に入れることに。
ヘルメットを被り、軍手をはめ、いざ出陣。
道具類はびっくりするほどたくさんあります。親指ほどの大きさの鉋(かんな)とかも。
鑿(のみ)もこんなに。
その一つひとつに、刃を収める手造りケースも作られています。切れ味抜群でしょうから、ケースがないと持ち歩くのが危ないですよね。
一番右のケースには「令和五年五月壱日 首里城復興工事 柱貫穴加工 設え 六十四歳」とあり、記念として書いたそうです。
道具は造作に合わせてどんどん増えるので、古い箪笥を利用して収納する場合もあるとか。
下の画像は唐破風に用いる材で、曲げてあるのではなく、一本の木からこの形を切り抜いているそうで、それほど太い材だったのです。
前に素屋根の外にある見学エリアから見た時は、足場を外した屋根の骨組み全体が見えたのですが、今はまた足場が組まれていました。
これから瓦を葺いたりと、また屋根の工事が始まるわけです。
2階部分から見た屋根。この上に直接瓦を載せるのではなく、柱の上の方に見えているホゾにまた材を繋ぎ、そこから垂木を作っていくそうです。
「ということは、今見えている屋根との間に空間ができるのですか」と聞いたら、「そうです」と。
3階から見た屋根。実際はもっともっとすごい迫力です。「大きい~」という声があちこちから。
1グループ40名ほどいたので、あまり質問もできませんでしたが、こんな近くから見ることができ、素晴らしい体験でした。
追記:「見学会」と書きましたが、夕方のニュースによると「宮大工体験」だったみたいです。
たしかに数人は鉋を使ったりしてましたけど、私は見学オンリー。
工事関係者の身内とか関係者とかの枠に入れてもらって、一般の観光客では入れない素屋根の中に入れることに。
ヘルメットを被り、軍手をはめ、いざ出陣。
道具類はびっくりするほどたくさんあります。親指ほどの大きさの鉋(かんな)とかも。
鑿(のみ)もこんなに。
その一つひとつに、刃を収める手造りケースも作られています。切れ味抜群でしょうから、ケースがないと持ち歩くのが危ないですよね。
一番右のケースには「令和五年五月壱日 首里城復興工事 柱貫穴加工 設え 六十四歳」とあり、記念として書いたそうです。
道具は造作に合わせてどんどん増えるので、古い箪笥を利用して収納する場合もあるとか。
下の画像は唐破風に用いる材で、曲げてあるのではなく、一本の木からこの形を切り抜いているそうで、それほど太い材だったのです。
前に素屋根の外にある見学エリアから見た時は、足場を外した屋根の骨組み全体が見えたのですが、今はまた足場が組まれていました。
これから瓦を葺いたりと、また屋根の工事が始まるわけです。
2階部分から見た屋根。この上に直接瓦を載せるのではなく、柱の上の方に見えているホゾにまた材を繋ぎ、そこから垂木を作っていくそうです。
「ということは、今見えている屋根との間に空間ができるのですか」と聞いたら、「そうです」と。
3階から見た屋根。実際はもっともっとすごい迫力です。「大きい~」という声があちこちから。
1グループ40名ほどいたので、あまり質問もできませんでしたが、こんな近くから見ることができ、素晴らしい体験でした。
追記:「見学会」と書きましたが、夕方のニュースによると「宮大工体験」だったみたいです。
たしかに数人は鉋を使ったりしてましたけど、私は見学オンリー。