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2022年09月21日

バンクシー&ストリートアーティスト展

昨日までの天気が嘘のように晴れ、雲一つない青空。朝一番に浦添市美術館へ。

この建物も大好きです。

バンクシー&ストリートアーティスト展

さて、展示館は撮影OKの場所もけっこうありました。
まずはロビー近くの、廃材などで作られた立体作品です。

バンクシー&ストリートアーティスト展

展示会場へ向かう回廊の壁に、「バンクシーの言葉」が貼られていました。

バンクシー&ストリートアーティスト展

とくにグサッと来た言葉を、ほんの少し。
「私生活を事細かに大っぴらにしたがっている人々の気が知れない。見えないことが絶大な力になるという事実をみんな忘れているのだ。」
「シャッターチャンスではありません。」
「なにをみているの?」

私を含め、みんな写真を撮りたがる。そしてSNSに上げたがる。実に風刺と皮肉のきいた言葉です。

突き当りにあるのはこういう撮影スポットで、風船を前にして写真を撮る人もいました。そんな行動を見越した、ひとつの風刺的な作品なのかも。

バンクシー&ストリートアーティスト展

一つ目の展示室は、全作品撮影OKでした。
朝一番に足を運ぶといいのは、人が少ないこと。しかも平日なので、こういう写真もとれます。でも次第に人が増えてきますけどね。

バンクシー&ストリートアーティスト展


バンクシー&ストリートアーティスト展

二つ目の展示室は、バックが黒い壁のところの作品と、最後の「風船と少女」だけ撮影OK。
他の作品は撮影NGです、もちろんNGの方の数が多い。

バンクシー&ストリートアーティスト展


バンクシー&ストリートアーティスト展

NGの中の「ナパーム」という作品が印象的でした。ベトナム戦争の時、ナパーム弾にやられて泣きながら逃げて来る少女の写真が有名ですが、それがモチーフです。
ミッキーマウスとマクドナルドのドナルドが、その少女の左右の手を握って、一緒に走っている。戦争の片棒を担いだ資本主義のキャラクターが、被災者の手を笑顔で引っ張る……皮肉というか何というか…。

最後の「風船と少女」の撮影はOK。解説の後半を少し。
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またこの作品は2018年にロンドンのサザビーズのオークションに出品された際、(中略)作品が内蔵のシュレッダーで裁断されたのです。その結果≪愛はごみ箱の中へ≫と改題され、オークション中に完成した初の作品となりました。
2021年10月には再びサザビーズに出され、1850万ポンド(約29億円)という記録的な価格が付いています。
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バンクシー&ストリートアーティスト展

帰る頃には、かなりの人で混み合ってきました。

さて、午後2時すぎにカーラジオを聞いていたら、「ゴールデンアワー」の西向井幸三さんが「バンクシー展、見てきましたよ」と。そして一番印象的だったのは「ナパーム」だと。
うん、同じ作品だったので、嬉しかったです。彼の時にはすごく混んでたとかで、朝一に行ってほんとによかったです。


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Posted by 南ふう at 15:47│Comments(0)季節暮らし
 
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